【液化石油ガス設備士】集団供給方式を○✕問題で攻略|配管理論等編第13章

◯✕練習問題
解説メガネ
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配管理論等編第13章


「集団供給方式」
容器設置本数を計算するための設計条件(最大ガス消費量の計算式・平均ガス消費率0.7・発生能力の安全率1.1・LPガスの発熱量14 kW)を正確に押さえることが重要です。
数値の混同(1.0倍か1.1倍か、12 kWか14 kWか)が狙われやすいので、○✕問題5問で確認しましょう。

○✕問題(配管理論等編第13章:集団供給方式)

❱ 問題1

集団供給方式の容器設置本数を算出する際、最大ガス消費量(集団)は「1戸当たりの平均ガス消費量[kW] × 消費者集団戸数 × ピーク時の最大ガス消費率」により求める。

答え:○

【解説】集団での最大ガス消費量は「1戸当たりの平均ガス消費量[kW] × 戸数 × ピーク時の最大ガス消費率」で求めます。例:平均32.7 kW/戸 × 60戸 × 0.27 = 529.7 kW。ここで使うのは「最大ガス消費率」であり、「平均ガス消費率(0.7)」とは別の値です。

❱ 問題2

集団供給方式において、ピーク時の平均ガス消費率はピーク時の最大ガス消費率の0.7倍として計算する。

答え:○

【解説】ピーク時の平均ガス消費率は、ピーク時の最大ガス消費率の0.7倍(固定値)とします。この0.7は試験で設計条件④として与えられる固定係数で、容器必要本数の計算式の中で「× 0.7」として用います。ピーク時に使用者が同時に使用する量は最大の70%程度という考え方です。

❱ 問題3

集団供給方式の設計において、全容器の発生能力は最大ガス消費量(集団)の1.0倍以上確保できればよい。

答え:✕

【解説】全容器の発生能力は最大ガス消費量(集団)の1.1倍とするのが正しい設計基準です。1.0倍ではありません。この1.1という安全率は計算式の中で「× 1.1」として用います。余裕を1割持たせることで、予想外の消費量増加にも対応できます。

解説アヒル:※補足 「1.1倍」は安全率です。試験でよく「1.0倍以上でよい」という誤った選択肢が出るため、必ず1.1倍と覚えておきましょう。

❱ 問題4

LPガス(プロパン)の発熱量は1 kg/h あたり12 kWとして、集団供給方式の容器設置本数を計算する。

答え:✕

【解説】LPガスの発熱量は1 kg/h あたり14 kW(=14 kW·h/kg)として計算します。12 kWは誤りです。この換算係数は試験の設計条件⑧として毎回与えられます。「14」という数値を分母に使うことで、kW単位の消費量をkg/h単位の容量に変換します。

❱ 問題5

集団供給方式で自動切替式調整器を用い同本数の2系列とする場合、1系列に必要な最少容器本数(小数点以下は端数切り上げ)を2倍した値が標準設置本数となる。

答え:○

【解説】2系列の場合の計算手順:①計算式で1系列あたりの必要最少本数を求める(小数点以下切り上げ)→②その本数 × 2 = 標準設置本数。例:計算結果が14.6本 → 15本(切り上げ)→ 15本 × 2 = 30本。切り捨てではなく切り上げを行うことが重要です(安全側に設計するため)。

まとめ

解説メガネ
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今回のポイントの整理

  • 最大ガス消費量(集団)=平均ガス消費量 × 戸数 × ピーク時最大ガス消費率
  • ピーク時の平均ガス消費率=最大ガス消費率 × 0.7(固定値)
  • 全容器の発生能力は最大ガス消費量の1.1倍(1.0倍ではない)
  • LPガスの発熱量は1 kg/h = 14 kW(12 kWは誤り)
  • 2系列の場合は1系列分(切り上げ)× 2 が標準設置本数

集団供給設計は数値の正確さが命です。
1.0か1.1か、12か14かを確実に区別できるよう、何度も計算問題を解いて定着させましょう。

※本問題集は試験対策用オリジナル問題です。

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プロフィール
アヒル親方:電気工事士・給湯器施工研修トレーナー
第1種電気工事士/液化石油ガス設備士/ガス機器設置スペシャリスト/キャリアコンサルタント など資格多数保有。
電気工事職人として約13年現場を経験後、給湯器業界へ転職。現在は施工研修トレーナーとして、日々施工者の育成に関わっています。
「業者に聞く前に、正しく知っておいてほしい」——そんな思いで、現場目線の情報をお届けしています。

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