
ねえ親方。
エコキュートってさ、壊れにくいとかお得とかはよく聞くけど、
「設置で失敗した」って話もたまに聞いたりするんだよね。

何も考えないとそういうこともあるな。
しかもな、それは機械の性能が悪いんじゃなくて、
置き方と周りの条件を見落としたケースがほとんどだ。

え、じゃあエコキュート自体は悪くないってこと?

そうだな。
エコキュートは優等生だが、
設置環境を慎重に選ぶタイプなんだ。
設置場所で失敗しやすいポイント

まず設置場所って、どこでもいいわけじゃないの?

「置ける」と「適している」は別物だ。
よくある失敗はこのあたりだな。
・家と家の隙間にギリギリで置く
・風の逃げ場がない場所に置く
・ヒートポンプの前に物が置けない構造

あ、室外機みたいなのって空気を使うんだっけ。

そうだ。
エコキュートは空気の熱を集めてお湯を作る。
つまり、空気がうまく循環できないような環境だと
息ができない場所のように力を出せない。

人間と同じだ…。

さらに言うと、
「今は大丈夫」でも「冬に困る」場所もある。
霜がつきやすい、雪が溜まりやすい、排水が凍る。
このあたりは現場を見ないと分からないものなんだ。
騒音トラブルはなぜ起きる?

騒音があるとかってよく聞くけど、そんなにうるさいの?

実際の音は、冷蔵庫やエアコンの室外機に近い。
問題は音の大きさじゃないことが多いんだ。

じゃあ何が問題?

響き方と時間帯だ。
エコキュートは夜間に動くことが多い。
その音が、
・隣家の寝室の近く
・壁に反射して増幅
・静まり返った深夜
こういう条件が重なると、
「普段は気にならない音」がトラブルになる。

昼なら気にならないけど、夜だと気になるやつだ。

まさにそれだな。
だから設置前に、
・隣家との距離
・窓の位置
・反射しやすい壁
ここを見ておくと、問題に発展しないぞ。
電気まわりで見落とされがちな点

電気っていっても
、いわゆるエコキュート専用回路ってのがあればOKじゃないの?

半分正解、半分注意だ。
まず必要なのは、
・200Vの専用回路
・契約ブレーカー容量の確認
・分電盤の空き

あ、容量ってアンペア?

そうだ。
特に古い家だと、
エコキュートを入れた瞬間に家全体で使える電気がギリギリになることがある。
さらに見落とされがちなのが、
・電力契約の種類
・深夜電力プランの有無
・オール電化向きかどうか

そこまで関係するんだ。

そうなんだ。
エコキュートは「電気代を安くする仕組み」込みで考えないと、
良さが半分しか出ない。
まとめ:後悔しないために一番大事なこと

結局、何を一番気をつければいいの?

「機械の話だけで決めないこと」
これになるな。
設置場所、周囲の家、電気契約、生活リズム。
これを一緒に見てくれる人がいるかどうかだ。

カタログじゃなかなか分からない部分だね。

エコキュートは、
「ちゃんと考えて置けば、静かに長く働く」
「雑に置くと、不満が積もる」
そんな機械だ。

なるほどなあ。
エコキュートって、設置まで含めて完成なんだね。

その通り。
だから焦らず、怖がらず、
分からないところをそのままにしない。
それだけで、後悔はかなり減る。
次回は、
「エコキュートを長持ちさせる使い方」
について解説していくぞ!



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