
アヒル親方、この前教えてもらった給湯器の話、
家に帰ってからちょっと気になってさ。
「寿命は10〜15年」って言ってたけど、
実際のところ、何年くらい使えるものなの?

いいところに目をつけたな、キュー坊。
給湯器の寿命は、意外と
「壊れるまで使える」と思えてしまうのが厄介なんだ。
給湯器の一般的な寿命は?

まず基本からいこう。
ガス給湯器でも、エコキュートでも、
設計上の標準使用期間は10年前後とされている。
実際の現場感覚でいうと、
・10年を超えると不具合が出始め
・13〜15年くらいで限界を迎える
このケースがかなり多い。

えっ、意外と短いんだね。
もっと20年くらい持つと思ってた…。

※補足
給湯器は「高温水」「水」「ガス」「電気」を同時に扱う精密機械。
中にはゴム部品、電子基板、金属部品がぎっしり詰まっていて、
どうしても経年劣化は避けられないんです。
「まだ使える」は本当に安全?

でもさ、
お湯もちゃんと出てるし、エラーも出てない。
そういう状態なら、まだ使ってても大丈夫じゃない?

そこが一番危ない考え方だ。
給湯器はな、壊れる直前まで普通に使えることが多い。
つまり、
「昨日まで問題なかったのに、今日いきなり使えない」
これが珍しくない。

えぇ…予告なしなの?

そう。
特に冬場は要注意だ。
寒さで負荷がかかり、
ある朝突然お湯が出なくなる、なんて話は山ほどある。
突然壊れるパターン、実は多い

現場で本当によくある、いわゆる“あるある”を教えよう。
・朝シャワーを浴びようとしたら水しか出ない
・リモコンから見たことないエラーコードが表示される
・本体から異音がして、そのまま停止する
・凍結ではないのに全く反応しない
こうなると、その日はもうお湯は使えないことがほとんどだ。

それはキツい…。
特に家族がいたら大変だね。

※補足
10年以上使った給湯器は、
修理しようにも「部品の製造が終了している」ケースが多い。
つまり、直したくても直せない状況というのが割と多い。
交換時期が近づいているサイン

じゃあ、完全に壊れる前に何か分かるサインはあるの?

壊れるサインはちゃんとあるんだ!
しかも、注意していれば気づけるサインがいくつもな。
次の症状が出始めたら、
給湯器はそろそろ限界に近いと思っていい。
・お湯が出るまで時間がかかる
・温度が急に熱くなったり、ぬるくなったりする
・「ブーン」「ゴー」など、以前と違う音がする
・リモコンのエラーが増えた
・本体の下が濡れている、サビが出ている

そういえば、
ぼくんちのも最近ちょっと音が大きくなった気がする…。

それ、立派な黄色信号だぞ…。
なぜ「壊れる前」の交換が大事なのか

でもさ、
まだ完全に壊れてないのに交換するのって、
もったいない気もするなぁ。

気持ちは分かる。
だが、壊れてから動く方が結果的に高くつくことが多いんだ。
理由は…。
・在庫がなくて機種が選べない
・工事日が埋まっていて待たされる
・真冬だと仮設対応も難しい
など。
時間に余裕があれば、
機種選びも、費用比較も、補助金の確認もできるだよ。

確かに、時間が無いとかで慌てて決めるのは失敗しそう…。
寿命を迎える前にやっておくと安心なこと

最低限、これだけは確認しておくといい。
・設置してから何年経っているか
・家族人数と給湯器の号数が合っているか
・次に交換するとしたらガスか電気か
・信頼できる施工業者がどこか
これを把握しておくだけで、
突然のトラブルでも冷静に判断して動けるはずだよ。
まとめ:給湯器は「突然」が前提の設備

給湯器はな、
壊れるときは本当に突然だ。
寿命はおおよそ10〜15年。
「まだ使える」は、
「もうすぐ止まるかもしれない」と同義だと思ってたほうがいいぞ。

聞けば聞くほど、
早めに知っておくのが大事なんだね。

その通り。
知識を持っておくことは、トラブルを防ぐ一番の保険だ。
次回は、
「お湯がぬるい時は故障なのか?」について考えてみよう!



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